岐ふ蝶の舞ふ春に
前編「不戦の女神」は、1555年、毛利軍に滅ぼされた矢野城主野間家とその姫を、過去や未来から集まったタイムトラベラーが救う物語である。
絶滅危惧種ギフチョウを追って山に迷い込んだ小学生(武瑠)と、少年時代の約束を果たすためにそこに現れた塾長(菊池)が滝の前で出会う。滝から戦国姫(揚羽)と弥生少年(ホホエミ彦)が現れる。姫を助けてほしいという依頼を受けて、水の向こうに行くと、そこはタイムトンネルになっていた。
後編「時間樹の形」は、前編で作り上げた歴史が破壊され、これを取り戻すために、主人公たちがいくつものパラレルワールドを渡る物語である。
現代に戻ると、日本は分断された貧しい国になっていた。1945年に行き、人間魚雷の特攻を止めて太平洋戦争を終結させた。しかし、現代に戻ると、分裂は解消されておらず、西日本は怪しい教団に支配されていた。前編からの因縁が「黒糸」の歴史を形成し、異世界を登場させた。
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